▼ イレッサ/ゲフィチニブ
がん細胞のみを狙い撃ちする、イレッサ錠250は、2002年7月、認可されました。
1.本剤の化学療法未治療例における有効性及び安全性は確立していない。
2.本剤の術後補助療法における有効性及び安全性は確立していない
治療対象 |
副作用・注意事項 |
・肺小細胞がん |
・急性肺障害
・間質性肺炎 |
用法・用量 |
1 |
通常、成人にはゲフィチニブとして250mgを1日1回、経口投与する。
〈用法・用量に関連する使用上の注意〉
日本人高齢者において無酸症が多いことが報告されているので、食後投与が望ましい。(「重要な基本的注意」の項参照) |
重大な副作用 |
1) |
急性肺障害、間質性肺炎(頻度不明注1)):急性肺障害、間質性肺炎があらわれることがあるので、胸部X線検査等を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。 |
2) |
重度の下痢(1%未満)、脱水を伴う下痢(1〜10%未満):重度の下痢又は脱水を伴う下痢があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には、速やかに適切な処置を行うこと。 |
3) |
中毒性表皮壊死融解症、多形紅斑(頻度不明注1)):中毒性表皮壊死融解症及び多形紅斑があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 |
4) |
肝機能障害(1〜10%未満):AST(GOT)、ALT(GPT)
の上昇を伴う肝機能障害があらわれることがあるので、本剤投与中は1〜2ヵ月に1回、あるいは患者の状態に応じて肝機能検査を実施するなど観察を十分に行い、重度の肝機能検査値変動が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 |
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